はまぎん こども宇宙科学館
根岸湾のある街、神奈川県横浜市でSDGs!
自分たちにとって身近なプラスチック製品との付き合いかたや、豊かな海の生き物達を守りながらどのような漁業に取り組めばよいのか、講演会とプログラミングを通して一緒に楽しく学習する機会になりました。
また、新型コロナウイルス感染対策へのご協力にも深く感謝いたします。
写真やメッセージでイベントをレポートします!
SDGs× プログラミングワークショップ
① micro:bitで海洋プラスチックごみ調査
② micro:bitでサステナブル漁業体験
プログラミングワークショップでは、MakeCodeというブロックプログラミング環境を使って、自分でプログラムした海洋プラスチックごみ調査船・サステナブル漁業船をmicro:bitで動かします。プログラミングだけでなく、どうしてこのような調査が必要なのか、調査結果から何がわかるのかについても考えます。仮想の海で海洋プラスチックごみや漁業の問題を学んだ後は、現実の世界で既に取り組まれているICT技術(プログラミング)を用いた海の課題解決を紹介しました。
自分たちにとって身近なプラスチック製品との付き合いかたや、豊かな海の生き物達を守りながらどのような漁業に取り組めばよいのか、プログラミングと一緒に楽しく学習する機会になりました。
フォトギャラリー
みんなの声
- プログラミングをつかってSDGsを解決できる方法を考えたい。
12才 女子 - 今日のプログラミングをもとに、プログラミングをしたり、ビーチクリーンをしたいです。
10才 男子 - 世界で魚の消費量が2倍に増えたのにおどろいた。
12才 女子 - ゲームみたいに船を動かしたりプログラミングしてSDGsもできるなんてすごいと思った。
10才 女子 - 漁業にいろいろなくふうがされていることを知った
12才 男子
SDGs 講演会(オンライン)
JAMSTEC 副主任研究員 磯部 紀之(いそべ のりゆき) 氏
深海プラスチック汚染のいまとこれから
SDGs講演会(オンライン)では、海洋研究開発機構・JAMSTEC 副主任研究員 磯部紀之先生によるお話でした。有人潜水調査船「しんかい6500」が深海に潜っていく様子や海底の様子など、実際の映像で紹介していただきました。映像の中には深海生物だけではなく、プラスチックごみがはっきりと映りこんでいたことに驚きました。大量に生産されたプラスチックは、正しく処理されなかったものが海へ流出し、そのうち99%は行方不明になっています。この海洋プラスチックごみ問題を解決するために、磯部先生は調査をして、海のものを使った「海にやさしい素材」の研究を進めています。未来を支える素材を消費者である私たちが購入することで、大切な海を守ることにつながるのだと学ぶことができました。
講演会の最後には、参加した子ども達から沢山の質問があり、神秘的な深海や海洋プラスチックごみ問題について強い関心を持っている様子でした。
フォトギャラリー
みんなの声
- コロナごみというのがあっておどろいた。
12才 男児
このイベントは、海と日本PROJECTの一環で実施しています
主催・後援・協力
共催 一般社団法人 イエロー ピン プロジェクト、日本財団 海と日本プロジェクト
後援|総務省、文部科学省、環境省
協力| 特定非営利活動法人 I Loveつづき、リトルスタジオインク株式会社