目黒区立中目黒小学校
KIPP中目黒(中目黒子ども教室)は、放課後や学校休業日に小学校の空き教室で児童向けのワークショップを開催しています。この日の「プログラミングで海のSDGs!」の講座にも、元気な11名の子ども達が参加してくれました。
プログラミングにはScratchというソフトを使い、指示が書かれたブロックを並べるようにしながら子どもでも簡単にプログラムすることができます。
海に溶け込んだ二酸化炭素を吸収・貯留する海洋生物(ブルーカーボン)をテーマに、Scratchでアマモを植えるゲームを作りながら、海洋温暖化について学びました。
写真やメッセージでイベントをレポートします!
SDGs × プログラミングワークショップ
Scratchで海の生き物を救おう
プログラミングを通して「海洋温暖化」について楽しく学習しました!
はじめにScratchの中の仮想の海に、海中の二酸化炭素を吸収してくれるアマモの表示をしたり、アマモを植えてくれる水中ロボットを動かすプログラミングをし、ブルーカーボンチャレンジの準備をしました。
ゲームを開始すると、画面の上から二酸化炭素のキャラクターが落ちてきて、アマモがキャッチすることでスコアを獲得できます。しかし、3回吸収するとアマモはいなくなってしまうので、海中ロボットでどんどんアマモを植えていかないと、スコアが減っていく仕組みです。
子ども達は高得点を取るために、二酸化炭素が落ちてくる量を増やしたり、速度を速くしたり、中にはアマモがキャッチした時のスコア計算のプログラムを大きくしてズルをしてみる子もいたりと、様々な方法を楽しく試行錯誤している姿が印象的でした。
講座の最後には、アマモが減少している現状について学び、今回学んだプログラミングやICT技術を活用することで、アマモや海の環境をより効率的に守ることができるという説明を聞き、海の環境問題について考えるきっかけになったと思います。
フォトギャラリー
みんなの声
- ゲームでたくさんとくてんとれた。
(小3) - べんきょうだけだとおもったけど、たのしいこともあった。
(小3) - ゲームを作れたので楽しかったです。
(小5) - スクラッチで楽しくプログラミングとゲームをしたあと具体的にテクノロジーでどの様にSDGsに貢献できるか伝えていたところ。
(大人) - 子供達の興味を途絶えさせる事なく、また理解が深くなる様に本題へ導き、授業の全てが素晴らしいものでした。
(大人)
主催・後援・協力
主催:一般社団法人 イエローピンプロジェクト
後援:総務省、文部科学省、環境省
協力:リトルスタジオインク株式会社