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広島県呉市(9/24)イベントレポートの様子

大和ミュージアム
9月24日(日)広島県呉市で「プログラミングで海のSDGs!」
プログラミングワークショップ「Scratchで海の生き物を救え」と「Scratchでプラごみ回収ロボット」、「海洋プラごみをオリジナルキーホルダーにアップサイクル!」を実施しました。今回は、ニューヨークの5年生たちがプラスチック汚染問題を学び、解決に向けて自分たちのコミュニティーからアクションを広げていくドキュメンタリー映画「マイクロプラスチック・ストーリー」を参加者全員が事前に視聴してイベントに参加しました。
写真やメッセージでイベントをレポートします!

呉市で工作したりプログラミングをしたよ!

SDGs × プログラミングワークショップ

①Scratchで海の生き物を救おう
②Scratchで作るプラごみ回収ロボット

おなかがすいたシャチをプログラミングで救おう/正多角形で海洋プラスチックごみを囲って回収しよう 

午前中は、3~6年生を対象に「Scratchで海の生き物を救おう」のワークショップが行われました。
Scratchはブロックをつなげてプログラムができるソフトで、画面上の海を泳ぐシャチに、魚を食べさせてあげるプログラムを組むことに挑戦しました。
プログラムの基本となる動きを組み合わせ、すべての魚を食べさせてあげることができればクリアとなりますが、参加者はプログラムの途中エネルギーが増えないことに気づきます。実は魚のなかには「プラスチックごみ」が混じっているという仕掛けがあります。シャチにプラスチックごみを食べさせないように効率的なプログラムを組むために、参加者の皆さんは試行錯誤している様子でした。
海洋プラスチックごみ問題は、人間の消費活動により生まれた、誰にとっても身近な社会課題です。海洋プラスチックごみクイズを通して、プラスチックとの付き合い方を考えました。また、参加者のみなさんのユニークなアイディアやプログラミング技術を活用すれば、大きな社会課題を効率的に解決できることを学習しました。海の豊かさを守るために、海に関する知識を身に着けることの大切さや、SDGsについての社会課題も学び、家でもできることから取り組む意識をもつ機会になりました。

午後からは、3~6年生を対象に「Scratchで作るごみ回収ロボット」という算数 × SDGs × プログラミングワークショップを行いました。
今回は呉市ということで、回収ロボットは「呉氏(呉市のマスコットキャラクター)」に正多角形を描かせるプログラムを作り、仮想の海に浮かぶプラスチックごみを正多角形で囲って回収することに挑戦しました。小学校5年生の算数で学習する「正多角形と円」を応用した内容です。習っていない参加者もいましたが家族で参加もあり力を合わせて挑戦している様子でした。プログラミングを通して「海の社会課題」解決に活発に取り組んでいる様子でした。また、「海の社会課題」を解決するために世界で活躍しているプラスチックごみ回収ロボットやICT技術について学びました。
児童からは「プログラミングを通してSDGsのことや算数が学べた」「プログラミングで海のごみ問題を解決したいと思った」などの感想をいただけました。
難しいイメージのある社会課題についてプログラミングや算数を通して楽しく学習したことで、子どもたちが社会課題解決のために行動するきっかけをつくることができました。

正多角形で海洋プラスチックごみを囲って回収しよう!

フォトギャラリー

講師町田氏
親子で話し合う様子
おなかがすいたシャチをプログラミングで救おう
説明する講師
真剣に取り組む参加者
元気な子供たち
プログラミングワークショップの様子
スタッフに教えてもらう参加者
楽しく学べました!

みんなの声

  • エコに気をつけてみようと思いました。未来の為の募金としてこれからも続けてもらいたいです。
    30代 保護者
  • プラスチックゴミによって魚がぜつめつしてしまうかのうせいがあることがべんきょうになりました。
    小3 男子
  • プラスチックがたくさん海にながれていると知ってからプラスチックをへらしたらいいと思った
    小3 男子
  • すごく分かりやすく子供たちも楽しみながら学ぶことができたのでよかった
    40代 保護者
  • プログラミングで社会問題を解決できると思い、家でやってみたいです。
    小6 女子

「海のSDGs 」 STEAM ワークショップ

SDGs × 呉ワークショップ                            

海洋プラスチックごみをアップサイクル

市民ギャラリーでは、呉市のTeamJIN「仁」の協力のもと、参加者は「海洋プラごみをオリジナルキーホルダーにアップサイクル」に挑戦しました。ビーズのようなマイクロプラスチックを素材にしてキーホルダーにするために一生懸命保護者と一緒に楽しく作りました。アップサイクルは、元の素材をそのまま生かすという特徴があります。海洋プラスチックごみがマイクロプラスチックになり、そのマイクロプラスチックをそのまま使ってキーホルダーに変えていくというごみの削減につながる取り組みです。

海洋プラごみで作ったオリジナルキーホルダーを見せてくれる参加者

フォトギャラリー

集中して作成する参加者
海洋プラスチック
キーホルダーを作る手元
海洋プラごみのオリジナルキーホルダー
WS参加の様子
真剣な手元
ご参加ありがとうございました

みんなの声

  • ごみでキーホルダーを作っているのがすごいなと思いました。海にごみが捨てられていたら自分から拾って環境を良くしたいです。
    小6・女子
  • うみにごみをすてないようにともだちにつたえます。
    小1 男子
  • 海を大切にすることが人々の生活をよくすることにつながると思う。
    小6 女子
  • プラゴミをへらすためには世界中の人が心がけないとできない。いろんな色があってコレクションみたいでした
    小5 男子
日本財団 海と日本PROJECT ロゴ

このイベントは、海と日本PROJECTの一環で実施しています

主催・後援・協力

主催:一般社団法人 イエローピンプロジェクト
共催:日本財団 海と日本プロジェクト
後援:総務省、文部科学省、環境省、呉市教育委員会
協力:TeamJIN「仁」、リトルスタジオインク株式会社

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