コワーキング&コミュニティスペース COCOTOMO
群馬県桐生市で「プログラミングで海のSDGs!」
午前はフィギュア作成×プログラミングワークショップ、午後はSDGs講演会+プログラミングワークショップを実施しました。
写真とメッセージでイベントをレポートします!
フィギュア作成 × プログラミングワークショップ
小麦粘土でフィギュアを作って、海で泳がせてみよう!
フィギュア作家 あかほりこのみさん
フィギュア作成×プログラミングワークショップでは、フィギュア作家のあかほりこのみさんを講師にお呼びし、海や川に暮らす生き物たちを粘土でつくることからスタートしました。
あかほりさんには川に暮らす「カジカ」をスケッチしていただき、それをもとに粘土で制作する様子をデモンストレーションしていただきました。子ども達は、立体的なカジカが出来上がっていくのをワクワクしながら見ていました。思い思いにクラゲやイルカを作り、あかほりさんにコツを教えていただきながら、完成させることができたら、次は写真撮影をしてScratchの中に取り込んでいきます。
取り込んだ生き物達は、子ども達それぞれの端末に表示され、プログラムを組んでいきます。
まずは左右に泳いでいるようにプログラムを組む事から始め、クラゲは上下に泳がせるためにはどうしたらいいか、動くたびに姿を変化させるためのプログラムなど、様々な種類の泳ぎ方を再現しました。
最後は全員分のデータをひとつのパソコンに集めて、海洋生物が動く「豊かな海」を再現することに成功しました。
フォトギャラリー
みんなの声
- 私は、海水よくでプラスチックのゴミをいくつか発見しました。魚がとても見られる海水よく場だったのにとてもざんねんでした。今日来て、2050年はゴミがとても多いことを知りました。これからはもっと気をつけていきたいです。
小3 女子 - プログラミングでうごくのを作ったのがたのしかった。
小3 女子 - 身近なことから海をよごしていることに気づいた。これからは、気を付けて行動しようと思う。
小6 男子
SDGs × プログラミングワークショップ
川は海へと続く!水源に住む私たちの役割
桐生市の川と海のつながりを知って、Scratchで海を守るゲームに挑戦!
午後の講演会とワークショップは、桐生市で活動される武井沙織さん(合同会社バリュー・フォレスト)と、桑原あゆみさん(株式会社山田製作所)に、「川は海へと続く!水源に住む私たちの役割」と題して、お話していただきました。
山の専門家である武井さんが、海から北上して川まで戻ってくる「鮭」になりきり、地図を使いながら利根川~渡良瀬川~桐生川をめぐり、川と海が繋がっているということをイメージしてもらいました。
上流側である桐生で水を大切に使うことは中流~下流~海の水を綺麗に保つことにつながります。
桑原さんからは、桐生市の企業で自動車部品などを製作する工場をもつ山田製作所が、どのように水を使い、責任をもって綺麗にして川に戻しているのか、ということを紹介していただきました。
山・里・川と海を綺麗に保つことは全てつながっていて、企業や個人で取り組まなければならないことだと、実感することが出来ました。
プログラミングパートでは、「海のゆりかご」とよばれるアマモを使った「Scratchでブルーカーボンチャレンジ!」でゲーム作りに挑戦しました。
二酸化炭素を吸収することで注目を浴びているブルーカーボン生態系をテーマに、画面の上から落ちてくる二酸化炭素をキャッチしてアマモをどんどん植えていくプログラムを作ります。ハイスコアを狙うために、バランスを調整する難しさを子ども達には体験してもらいました。
フォトギャラリー
みんなの声
- ブルーカーボンやグリーンカーボンなどの自然がCO2を減らしているということにおどろいた
小6 男子 - このイベントに参加して、山や海に関係なく、水に関しての問題が沢山あることを知った。
小6 女子 - 大変勉強になり有意義な時間を過ごせました。ありがとうございました。
保護者 - プログラミングで楽しく海の環境を学びました。講演会もわかりやすくて、海を守るために私たちができることは何かがわかりました。
小6女子
このイベントは、海と日本PROJECTの一環で実施しています
主催・後援・協力
主催:一般社団法人 イエローピンプロジェクト
共催:日本財団 海と日本プロジェクト、NPO法人キッズバレイ
後援:総務省、文部科学省、環境省、桐生市、桐生市教育委員会、株式会社BS日本
協力:合同会社バリュー・フォレスト、株式会社山田製作所
リトルスタジオインク株式会社