花園中央公園(東大阪市民美術センター)
11月3日(金祝)・4日(土)の2日間、大阪・関西万博に向けて開かれた、「HANAZONO EXPO2023」の会場でSDGs!
今回は、海が危機的な状況であるという話を聞いた後、アマモを植えて二酸化炭素から海を守るゲーム作り「Scratchでブルーカーボンチャレンジ!」を体験していただきました。
写真やメッセージでイベントをレポートします!
プログラミングワークショップ
Scratchでブルーカーボンチャレンジ!
二酸化炭素をアマモでキャッチしてハイスコアを目指そう!
「HANAZONO EXPO2023」の会場の1区画でのワークショップだったので、みんなが分かりやすく楽しく学べるよう、通常90分の講義を45分にまとめた内容で1日5回実施し、一人でも多くの来場者が参加できるようにしました。会場内ではワークショップに興味を持たれた来場者が後方の席で講義の様子を見学したり、アマモや珊瑚がピンチであるという話を親子で真剣に頷きながら聞いていたり、園児から80代の大人の方までがパソコンに触ってプログラミングを体験する等、このイベントならではの幅広い年齢層に参加をしていただくことができました。
プログラミングでは、海中に落ちてくる二酸化炭素をアマモでキャッチして得点を得るゲームを作り、ハイスコアを目指して二酸化炭素を増やしたり、落ちる速度を変えたり等、楽しいゲームになるように難易度(ゲームバランス)をプログラムしていきました。
設定した二酸化炭素を増やす量が大きすぎて、点数がどんどん減っていくと、「めっちゃやばいことになってる」「むずいねん」と関西らしい楽しい反応がありました。面白いゲームを作るにはゲームバランスの設定が大事だということ、ゲームバランスが崩れていることが現在地球温暖化と同じ事だと話すと、みんなが納得をしていました。さらには、現実ではアマモは簡単に成長しないので、日本全国でアマモ場の再生や、海の豊かさを守るためにどのような活動がされているか紹介をしました。また、プログラミングやIT技術が社会課題解決にともて大切なことをしっかりと伝えました。
今回は様々な参加者がいましたが、その中で小学生の男の子が今年度最高得点をはじき出しました。プログラマ ーやeSportプレイヤーの将来が楽しみです。
フォトギャラリー
みんなの声
- プログラミングが地球かんきょうに役立つことが知れてよかったです。しょうらい、アマモがふえてほしいと思いました。
小3 男子 - 二酸化炭素で海などのかんきょうをこわしていることは知っていたけどこんなにひどいとは思いませんでした。
小5 男子 - 私にできることないかなー。海の汚染は気持ちが晴れないです。
参加者 大人 - 海をもっと守るための活動をしたいと思った。
小5 女子 - プログラミングを通じて、何か人ができないことができたらいいと思う。
参加者 大人
このイベントは、海と日本PROJECTの一環で実施しています
主催・後援・協力
主催:一般社団法人 イエローピンプロジェクト
共催:日本財団 海と日本プロジェクト
後援:総務省、文部科学省、環境省
協力:リトルスタジオインク株式会社