開催概要
- 授業内容
- Scratchで海の生き物を救おう
- 日程
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2022年10月13日(木)1回目 8:45~15:25
- 実施校
- 戸田市立戸田第二小学校
- 対象学年
- 5年生158名
レポート
戸田市立戸田第二小学校の5年生158名を対象に、一人一台のタブレット端末を利用して「Scratchで海の生き物を救おう」を実施しました。授業は、SDGsの目標14番「海の豊かさを守ろう」に関わる社会課題のひとつ、「海洋プラスチックごみ」をテーマに学習します。私たちの生活にとって欠かせない、とても身近なプラスチックですが、適切に捨てられずに海に流出したプラスチックごみが、海の生態系に大きな影響を及ぼしています。SDGsとプログラミング、後半ではクイズも交えながら楽しく勉強会を行いました。
「Scratchで海の生き物を救おう」では、お腹がすいているシャチに魚を食べてもらうようにメッセージを送るプログラムを組みます。戸田第二小学校5年生の皆さんは、普段の授業でプログラミングやScratchに触れていたこともあり、迷わずに操作することができていました。プラスチックはとても便利である反面、正しく使用・処分をしないと、海の生き物たちが傷ついてしまうということを知って、児童の皆さんは驚いていた様子でした。今からできる取組として、「プラスチックごみを出さない」ということに注目して、クイズ形式で学習しました。3Rという言葉は知っているけど、どんな内容なのかは意外と知らない、ということがわかり、この授業でしっかり覚えてもらうことも出来ました。また、海洋プラスチック問題を解決するために、世界中のユニークな発想やICT技術を活用した取組を紹介。今回実施した授業では、小学生の皆さんが海の大切さを学び、社会課題解決につながる探究の心を持つことができました。沢山の知識を身に付けて、素敵な海の未来を守る行動をおこしていきましょう!
生徒・先生方の声
- たくさん海にごみが落ちていることがわかってとてもよかったです。少しでも何か手伝えることができるように、自分でも、ごみを減らすことに取り組みたいと思いました。(男子・10才)
- いままでにプラスチックが90億トン作られているのに約70億トンもすてられていると知ったので、びっくりしました。これからは3Rをしてプラスチックをなるべくすてないようにしようと思いました。(女子・11才)
- 魚を守るためにもごみをすてないで、まわりの友達や家族に教えてあげたいです。(女子・11才)
- 総合的な学習の時間に「環境」をテーマに学習を進めていたので、子ども達も興味深く参加することができました。今日の授業をきっかけに、子ども達が関心をもって自ら学んでほしいです。ありがとうございました。(教員)
- プラスチックごみの問題について順序立てて学べることがとてもよかったです。(教員)
- 海なし県で生活する子どもたちにとって、海がかかえる課題を身近に感じられたと思います。ありがとうございました。(教員)
共催:一般社団法人 イエロー ピン プロジェクト、 日本財団 海と日本プロジェクト
後援:総務省、文部科学省、環境省
協力:リトルスタジオインク株式会社