開催概要
- 授業内容
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Scratchで海の生き物を救おう
- 日程
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2023年1月21日(土)10:00~11:30
- 実施校
- 聖セシリア小学校
- 対象学年
- 小学3年生、4年生、5年生、6年生(18名)
レポート
聖セシリア小学校の3〜6年生18名を対象に、パソコンを利用して「Scratchで海の生き物を救おう」を実施しました。授業は、SDGsの目標14番「海の豊かさを守ろう」に関わる社会課題のひとつ、「海洋プラスチックごみ」について学習します。プラスチックは私たちの生活に欠かせないものですが、ごみとなったプラスチックが海に流出すると、豊かな海の生態系に影響を及ぼしてしまいます。
Scratchやプログラミングにあまり触れたことがない児童に向けて、操作方法から講義を行いました。
「Scratchで海の生き物を救おう」では、お腹がすいているシャチに魚を食べてもらうようにメッセージを送るプログラムを組みます。最初の段階では一緒にプログラミングを進めますが、チャレンジごとに自分で考える時間が増えていきます。すべての魚を食べさせたところで、実は魚の中にはプラスチックごみが混じっていたという仕掛けに気づきます。
わたしたちの生活に欠かせないプラスチックはとても便利な反面、正しく使用・処分をしないと、長い間自然に残り続け、生き物たちや環境を傷つけてしまいます。プラスチックが作られ、それが海洋ごみとなるプロセスに沿ってクイズ形式で学習をしました。
聖セシリア小学校の皆さんには、プログラミングの技術を使って海を綺麗に守る活動を紹介し、今日の授業が、将来そういった活動に貢献する第一歩になるということを伝えました。
実生活でも、身近な環境についての気づきを得て、海を守る行動にうつしていってほしいと思います。
生徒・先生方の声
- プログラミングもできて楽しかったし、今自分が海の生物のためにできることを知れてよかった。(女子・11才)
- 今の世界の現状を知ることができて、これから大事になるプログラミングも学ぶことができた。(女子・12才)
- プログラミングをやりたがっていたので参加しました。併せてプラスチックごみのことも知れて良かったです。(参加児童保護者)
- 初めてプログラミングの講座に参加し、プログラミング面白いと思いました。そして、しっかりと海のプラスチック問題も勉強でき、有意義な時間でした。(参加児童保護者)
共催:一般社団法人 イエロー ピン プロジェクト、 日本財団 海と日本プロジェクト
後援:総務省、文部科学省、環境省
協力:リトルスタジオインク株式会社
このイベントは、海と日本PROJECTの一環で実施しています