開催概要
- 授業内容
- Scratchで海の生き物を救おう
- 日程
-
2021年11月10日(水)1回目 8:45 ~ 10:20
2回目 10:40 ~ 12:15
- 実施校
- 東京都 足立区立 千寿本町小学校
- 対象学年
- 6年生 (36名、35名)
レポート
6年生2クラスを対象に、ブロックプログラミングソフトのScratchを使ったSDGs × Scratchプログラミングの授業を行いました。
今回のプログラミング授業では、仮想の海にいるお腹がすいたシャチに魚の場所を教えて食べさせてあげるプログラムを組むことにチャレンジしました。初めてScratchを触る児童も多いようでしたが、説明を受けるとすぐに内容を飲み込み、操作に慣れていった様子でした。
授業の後半、話題は豊かな海をおびやかす「海洋プラスチックごみ問題」へと繋がっていきました。プログラムの中ではシャチがプラスチックごみを食べないように救うことができましたが、これは現実世界では難しいことだと伝え、実際にプログラミングを応用して海を守っている世界の活動をいくつか紹介しました。
参加児童からは「プログラミングで人間ができないことをできるようにして海の生物を救いたい」「プログラミングを得意になって、将来SDGsに役立てたい」という意欲的な感想を聞くことができました。
初めて挑戦するプログラミングをクラスメートと協力しながら学び、最近話題になっている社会課題「海洋プラスチックごみ問題」についてさらに興味を持ってもらえる時間となりました。
生徒・先生方の声
- 勉強が苦手な子も、プログラミングだと自分の力を発揮することができていてよかったです。(先生)
- SDGsやプログラミングについて、とても分かりやすく教えていただきました。(先生)
- SDGsは重い問題だと感じていて、プログラミングがSDGsを助けているとは今まで知らなかったので、知れてよかった。(6年・女子)
- 魚たちが間違って食べてしまうのは大変だからプラスチックごみを減らさないとな、と思った。(6年・男子)
- プログラミングによって、人間だけではできないことができるようになって便利だと思った。(6年・女子)
- 海の生き物たちを守るために、開発されているもののことについてもっと知りたいから、調べます。(6年・男子)
共催:一般社団法人 イエロー ピン プロジェクト、 日本財団 海と日本プロジェクト
後援:環境省、総務省、足立区教育委員会
協力:リトルスタジオインク株式会社
このイベントは、海と日本PROJECTの一環で実施しています