開催概要
- 授業内容
- Scratchで海の生き物を救おう!
- 日程
-
2023年11月1日(水)11:40~14:15
- 実施校
- 兵庫県 神戸市立名倉小学校
- 対象学年
- 5年生 (28名)
レポート
神戸市立名倉小学校の5年生1クラス28名を対象に、一人一台のタブレット端末を利用して「Scratchで海の生き物を救おう」を実施しました。授業は、SDGsの目標14「海の豊かさを守ろう」に関わる社会課題のひとつ、「海洋プラスチックごみ」をテーマに学習します。私たちの生活にとって欠かせない、とても身近なプラスチックですが、適切に捨てられずに海に流出したプラスチックごみは、海の生態系に大きな影響を及ぼしてしまいます。SDGsをこれから学ぶ児童のために、課題解決は大変だけど、人間は今まで色々な課題を解決したことを、データを使って丁寧に説明しました。みなさん、話を真剣に聞いていました。
次にタブレット端末を使用した、ブロックプログラミングです。学校ではVISCUITを使ったプログラミングをしていて、Scratchははじめてだったので、まずは使い方をしっかり学びました。「Scratchで海の生き物を救おう!」では、お腹がすいているシャチに魚を食べてもらうようにメッセージを送るプログラムを組みます。プログラミングの考え方を、時には身体を動かしたり、紙の上で考えたりすることも混ぜながら進行するため、児童の皆さんはだんだん難しくなっていくプログラムでも完成させることができていました。授業のなかで、海洋プラスチックごみ問題に触れ、プラスチックは生活するうえで便利な反面、適切な使用や分別をしないと、海の生き物たちが傷ついてしまうということを学びました。
神戸の子ども達は、ノリがよく、楽しく一緒に学ぶ事が出来ました。
生徒・先生方の声
- このプログラミングをしたらめっちゃ海に興味がわきました。(小5・女子)
- いろいろなところでいろいろなプラスチックとかが落ちていることがわかりました。
(小5・男子)
- ごみは海にこのくらいあるんだよって教えたいです(小5・男子)
- 自分たちが海にごみを捨ててしまうことによって魚たちの環境が悪化したり、自分たちの生活にもえいきょうがおこることがわかり、勉強になった!(小5・女子)
- 海の環境問題に対して、プログラミングを使って、取り組んでいくことを学びました。ありがとうございました。(教員)
主催:一般社団法人 イエローピンプロジェクト
共催:日本財団 海と日本プロジェクト
後援:総務省、文部科学省、環境省
協力:リトルスタジオインク株式会社