開催概要
- 授業内容
- Scratchで海の生き物を救おう
- 日程
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2021年10月27日(水)1回目 8:45 ~ 10:20
2回目 10:40 ~ 12:15
- 実施校
- 東京都 足立区立 栗島小学校
- 対象学年
- 5年生 (各32名 × 2クラス)
レポート
5年生2クラスを対象に、ブロックプログラミングソフトのScratchを使ってSDGs × プログラミングの出前授業を行いました。
今回のプログラミングの課題は、仮想の海にいるお腹をすかせたシャチを救うため、魚の場所を教えて食べさせてあげるプログラムを組むことです。栗島小学校の児童たちはScratchの基本操作をすでに授業で経験しており、一人一台の端末機器でScratchをスムーズに操作していました。内容が難しくて間違えてしまったときでも、自分の力でプログラムを修正しようと一生懸命取り組んでいる姿が印象的でした。
参加児童からは「海の生き物が困っている状況だと知って家に帰って調べてみようと思った」という感想があり、担当の先生からは「プログラミングもよく理解できたようですし、最後になぜプログラミングが環境対策として必要なのかが分かったところも良かったです。」という感想がいただけました。
「海の環境問題」について考えるための様々な視点を児童たちへ伝えることができたのでは、と感じられる授業となりました。
生徒・先生方の声
- 全体的に分かりやすい構成で、内容の説明も丁寧なところが良かった。(先生)
- プログラミングをしながら海洋プラスチック問題に取り組んだことで、少し社会問題に興味が湧いた。(5年・女子)
- 自分で組んだプログラムがごみを分析できて、しかもシャチが色々な動きをできていて、プログラムの通り動くのがすごいなと思った。(5年・男子)
- プログラミングの中ではシャチがプラスチックごみを避けられたけれど、本当の世界では避けられないので大変なことだと思った。(5年・男子)
- 色々教えてもらって、プログラミングを家でやってみることができるので楽しみ。(5年・女子)
共催:一般社団法人 イエロー ピン プロジェクト、 日本財団 海と日本プロジェクト
後援:環境省、総務省、足立区教育委員会
協力:リトルスタジオインク株式会社
このイベントは、海と日本PROJECTの一環で実施しています