開催概要
- 授業内容
- Scratchで海の生き物を救おう
- 日程
-
2022年10月11日(火)10:40~14:55
- 実施校
- 足立区立栗原小学校
- 対象学年
- 6年生62名
レポート
足立区立栗原小学校の6年生62名を対象に、一人一台のタブレット端末を利用して「Scratchで海の生き物を救おう」を実施しました。授業は、SDGsの目標14番「海の豊かさを守ろう」に関わる社会課題のひとつ、「海洋プラスチックごみ」をテーマに学習します。私たちの生活にとって欠かせない、とても身近なプラスチックですが、適切に捨てられずに海に流出したプラスチックごみは、海の生態系に大きな影響を及ぼしてしまいます。SDGsとはどのようなものか、授業の始めにみんなで考え、つぎにタブレット端末を使用してブロックプログラミングのScratchの操作を勉強しました。
「Scratchで海の生き物を救おう」では、お腹がすいているシャチに魚を食べてもらうようにメッセージを送るプログラムを組みます。講師がプログラミングの方法を示しながら進行するため、児童の皆さんはだんだん難しくなっていくプログラムでも完成させることができました。講義のなかで、海洋プラスチックごみ問題に触れ、プラスチックはとても便利である反面、正しく使用・処分をしないと、海の生き物たちが傷ついてしまうということを学びました。海洋プラスチックごみ問題を解決するために、児童の皆さんのユニークな発想や学校で学んでいる知識、プログラミングの技術が、将来に活かされくるのだと実感できたと思います。
今回の授業を通して楽しみなが海の社会課題とその解決について知ってもらうことが出来ました。海の大切さを学び、社会課題解決につながる行動に移していける探究心を持つきっかけになりました。
生徒・先生方の声
- プラスチックが今は問題になっていたけど、それを解決しようとして、ビニール袋を開発をしてすごいと思いました。今も海は深刻だけど、これからもどんどん深刻になるときいて、「リデュース・リユース・リサイクル」を自分でも意識しようと思いました。(男子・12才)
- 魚に影響するプラスチックを減らしていく活動を増やしていきたい。プログラミングで魚を助けてあげたいと思った。(女子・12才)
- クイズを通して、プラスチックがたくさん作られていたり、それを沢山捨てていたことにびっくりした。世の中には、環境に対して色々な取り組みがありすごいと思った。(男子・12才)
- 海の現状について学ぶとともに、自分たちができることについて考える機会となった。(教員)
主催:一般社団法人 イエロー ピン プロジェクト
後援:環境省、総務省
協力:リトルスタジオインク株式会社
特別協力:公益財団法人 日本財団
このイベントは、海と日本PROJECTの一環で実施しています