開催概要
- 授業内容
- Scratchで海の生き物を救おう
- 日程
-
2022年1月21日(金)1回目 10:45 ~ 12:20
2回目 13:35 ~ 15:10 - 実施校
- 東京都 足立区立 高野小学校
- 対象学年
- 5年生 (40名)
レポート
5年生2クラスを対象に、SDGs × Scratchプログラミングの出前授業を行いました。今回の授業では、仮想の海にいるおなかがすいたシャチに、魚の場所を教えて食べさせてあげるプログラムを組むことに挑戦しました。
最初のSDGsやScratchについての講義では、質問にはきはきと答え、とても活発なコミュニケーションができていました。実際にプログラミングを始めると、クラスメイトと教え合いながら、難しい部分にも一生懸命チャレンジしていました。後半は、実際に美しい海を守るためにプログラミングや科学技術を使った活動にはどんなものがあるのか、紹介しました。また、児童のみなさんがすぐに取り組めることとして3R(Reduce・Reuse・Recycle)についても学習しました。
参加児童からは「Scratchですごく楽しめたし、SDGsのこともよく知れて、海のプラスチック問題も勉強になった」など海のSDGsとプログラミングをもっと知りたいというような感想、担当の先生からは「子どもたちが”自分から学びたい・知りたい”という気持ちが増したと思います」などのご感想をいただきました。
プログラミングを使いながら「海洋プラスチックごみ問題」について知ることで、好奇心をもって学ぶことの楽しさを感じてもらえる授業となりました。
生徒・先生方の声
- 環境問題を解決しようと行動することは年齢に関係なくできて、熱意が必要なのだということが分かりました。(5年・女子)
- これからは食べ残しなどをやめたり、エコバッグなどを使ったりしてごみを無くす活動をしていきたいです。(5年・女子)
- 人間のせいでこんなに海が汚れ、生き物が苦しんでいるのだと知ることができたので、家に帰って詳しく調べたい。(5年・男子)
- プログラミングを楽しみながら環境問題についてより詳しく学べたのが楽しかった。(5年・男子)
- 海の問題やSDGsについてプログラミングで学ぶという貴重な機会を頂きました。(先生)
- SDGsの学習は多くの教科で取り入れられていることであり、今回このような機会を頂いて、子どもたちがもっと自分から学びたい・知りたいという気持ちが増したと思います。(先生)
共催:一般社団法人 イエロー ピン プロジェクト、日本財団 海と日本プロジェクト
後援:環境省、総務省、足立区教育委員会
協力:リトルスタジオインク株式会社
このイベントは、海と日本PROJECTの一環で実施しています