開催概要
- 授業内容
- Scratchで海の生き物を救おう
- 日程
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2021年10月12日(火)1回目 8:50 ~ 10:25
2回目 10:45 ~ 12:20
- 実施校
- 東京都 足立区立 北三谷小学校
- 対象学年
- 5年生 (29名、28名)
レポート
5年生2クラスを対象に、ブロックプログラミングソフトのScratchを使ったSDGs × プログラミングの出前授業を行いました。
今回のプログラミング授業では、海でお腹をすかせているシャチを救うため、プログラミングでメッセージを送ってシャチに魚の場所を教え、食べさせてあげることに挑戦しました。初めてScratchにふれる児童がほとんどでしたが、講師や講師アシスタントの説明をよく聞いて集中して取り組んでいました。授業の後半では、豊かな海をおびやかす「海洋プラスチックごみ問題」に触れました。今回の仮想の海ではプログラミングでシャチを救えましたが、現実世界ではどうしたら生き物たちを救えるかについて考えました。
参加児童からは「家に帰ったらプラスチックごみがどのくらい出ているか調べてみたい」、担当の先生からは「身近ではない海への関心が持ちやすく、プログラミングも分かりやすい内容だった」などの感想がいただけました。
子どもたちが将来プログラミングで社会課題を解決できるアイディアを考えたり、今後も未来に繋がる学習を続けるきっかけになれたら嬉しいです。
生徒・先生方の声
- プログラミング、またやりたいです。大人になってもプログラミングをしたいと思いました。(5年・男子)
- プログラミングだけ学ぶのではなく、SDGsのことも学べて楽しかった。(5年・男子)
- 今日、魚たちが大変なのがよくわかったので、プラスチックを減らせるようにしていきたいと思いました。(5年・女子)
- 家に帰って、今日の授業で知ったことをお父さんお母さんや家族に教えたいです。(5年・女子)
- 海について縁の薄い子も多いので、この授業で今まで身近ではなかった海への関心が高まったと思います。(先生)
- プログラミングが初めての子どもでもやりやすかったので、授業の導入としてもよかったです。(先生)
共催:一般社団法人 イエロー ピン プロジェクト、 日本財団 海と日本プロジェクト
後援:環境省、総務省、足立区教育委員会
協力:リトルスタジオインク株式会社
このイベントは、海と日本PROJECTの一環で実施しています