開催概要
- 授業内容
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Scratchで海の生き物を救おう
- 日程
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2022年11月30日(水)1回目 8:50~12:10
- 実施校
- 横浜市立 勝田小学校
- 対象学年
- 4年生 110名
レポート
横浜市立勝田小学校の4年生110名を対象に、一人一台のタブレット端末を利用して「Scratchで海の生き物を救おう」を実施しました。私たちの生活にとって欠かせない、とても身近なプラスチックですが、適切に捨てられずに海に流出したプラスチックごみは、海の生態系に大きな影響を及ぼしてしまいます。SDGsとは何か、授業の始めに参加者全員で考え、次にタブレットを使用してブロックプログラミングソフト・Scratchの操作を勉強しました。
「Scratchで海の生き物を救おう」では、お腹がすいているシャチに魚を食べてもらうようにメッセージを送るプログラムを組みます。あまりプログラミングの学習経験がない児童には、得意な子は周りをみて教えている様子が印象的でした。授業の中で、海洋プラスチックごみ問題に触れ、プラスチックは生活するうえで便利な反面、適切な使用や分別をしないと、海に流出したプラスチックごみが海の生き物たちを傷つけてしまうということを学びました。海洋プラスチックごみ問題を解決するために、児童の皆さんの豊かな発想、また、学校で学ぶことによってプログラミングの技術が将来に活かされることを知れたと思います。SDGs学習を取り入れたプログラミング学習を通して、たのしく海の社会課題とその解決について学ぶことが出来ました。海の大切さを考え、社会課題解決につながる行動に移していける探究心を持つきっかけになりました。
生徒・先生方の声
- 海洋ごみが生き物に与えている影響について学ぶことができたので、海洋ごみを減らすことの大切さを伝えたいと思った。(男子・9才)
- 家に帰ったら、もっと海のSDGsについて調べたい。(女子・10才)
- ビニール袋よりエコバッグを使おうと思った。(女子・9才)
- 子どもたちにとって身近なプラスチックについて学びながら、プログラミングについても学ぶことができ、勉強になりました。ありがとうございました。(教員)
共催:一般社団法人 イエロー ピン プロジェクト、日本財団 海と日本プロジェクト
後援:総務省、文部科学省、環境省
協力:特定非営利活動法人 ILoveつづき、リトルスタジオインク株式会社
このイベントは、海と日本PROJECTの一環で実施しています