開催概要
- 授業内容
- Scratchで海の生き物を救おう
- 日程
-
2023年3月14日(火)10:40~12:15
- 実施校
- 渋谷区立 広尾小学校
- 対象学年
- 4年生 25名
レポート
渋谷区立広尾小学校の4年生25名を対象に、一人一台端末を使用して「Scratchで海の生き物を救おう」を実施しました。今回は、社会課題のひとつ、「海洋プラスチックごみ」について学習します。人間の生活にはとても身近で便利なプラスチックですが、捨てられて海に流出したプラスチックごみは、海の生態系に大きな影響を及ぼしてしまいます。この授業では、海のSDGsと一緒に、プログラミングを楽しく学習していきます。
「Scratchで海の生き物を救おう」では、お腹がすいているシャチに魚を食べてもらうようにメッセージを送るプログラミングしてもらいます。広尾小学校の児童の皆さんは、普段からScratchに触れているので、操作はスムーズに出来ていました。シャチが食べた魚の中には、実は「プラスチックごみ」が混ざっているというひっかけがありました。シャチに食べさせないようなプログラムをみんなで考えます。
海洋プラスチックごみ問題を解決するためには、プラスチックごみをなるべく出さないようにする取組、「3R」を大切にすることも、行動の第一歩です。
今回学習したプログラミング(ICT)の技術は、このような海の大きな社会課題を解決するのにとても役立っています。SDGs学習を取り入れたプログラミングの学びを通して、楽しみながら海洋プラチックごみ問題とその解決について学ぶことが出来ました。海の大切さを考え、社会課題解決につながる行動に移していける探究心を持つきっかけになりました。
生徒・先生方の声
- 海にごみを流さないために、自分ができることが意外とあってびっくりした。(女子・10才)
- 今の海のことを知れてよかったです。プラスチックをなるべく捨てないようにがんばります。(女子・10才)
- プログラミングをとおして、海についてのことを知れて良かった。(男子・10才)
- 子どもたちが試行錯誤し、発見し、課題を見つけていく姿が見られました。ありがとうございました。(教員)
共催:一般社団法人 イエロー ピン プロジェクト、 日本財団 海と日本プロジェクト
後援:総務省、文部科学省、環境省
協力:リトルスタジオインク株式会社
このイベントは、海と日本PROJECTの一環で実施しています