開催概要
- 授業内容
- Scratchで海の生き物を救おう
- 日程
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2021年11月12日(金)1回目 8:50 ~ 10:25
2回目 10:50 ~ 12:25
- 実施校
- 東京都 足立区立 東栗原小学校
- 対象学年
- 6年生 (各32名 × 2クラス)
レポート
6年生2クラスを対象に、ブロックプログラミングソフトのScratchを使ったSDGs × プログラミングの出前授業を行いました。
今回のプログラミング授業では、仮想の海にいるお腹をすかせたシャチに魚の場所を教えて食べさせてあげるためにプログラムを組みました。自分だけで考えてプログラムを組むパートになると、ワークシートに書き込みながら特に集中して真剣に取り組んでいる様子が伝わりました。また、たくさんの児童が手をあげてアイデアを発表してくれました。授業の後半には、私たちの大切な海をおびやかしている「海洋プラスチックごみ問題」について学びました。プログラムの中ではシャチがプラスチックごみを食べないように救うことができましたが、これは現実の世界では簡単にできることではないと知り、自分たちにできることを考えました。
参加児童からは「海の環境が大変だということがプログラミングを通して分かった」「環境が守れるようにプログラミングができるようになってみたい」などの意見がありました。
今回の授業を通して、プログラミングや「海の豊かさ」を守るさまざまな活動に関心を持ってもらえたらと思います。
生徒・先生方の声
- 今、海の生き物とかが大変な目にあっていることがよく分かった。これからも生き物やプラスチック問題を知っていきたい。(6年・男子)
- 人間がプラスチックごみを出すと海の生き物が大変だと思ったので、プラスチックを使っている生活をもう一度見直そうと思った。(6年・女子)
- プログラミングによって環境を整えたり守ったりできるため、私も少しでもプログラミングをできるようになりたいと思った。(6年・女子)
- ゲームもこのような仕組みでできているのかなど、プログラミングのことをもっと知りたいと思った。楽しかった。(6年・男子)
- プログラミングを通してSDGsを学ぶことができました。子どもたちも、楽しみながら取り組めていたと思います。(先生)
- 授業の様子を見ていると児童たちもSDGsに興味があることが伝わってきたので、さらに興味を持てるような授業をしてあげたいと感じました。(先生)
共催:一般社団法人 イエロー ピン プロジェクト、 日本財団 海と日本プロジェクト
後援:環境省、総務省、足立区教育委員会
協力:リトルスタジオインク株式会社
このイベントは、海と日本PROJECTの一環で実施しています