開催概要
- 授業内容
- Scratchで海の生き物を救おう
- 日程
-
2023年10月5日(木)8:50~15:20
- 実施校
- 江戸川区立 第七葛西小学校
- 対象学年
- 4年生(78 名)
レポート
江戸川区立第七葛西小学校の4年生3クラス 78名を対象に、一人一台のタブレット端末を利用して「Scratchで海の生き物を救おう」を実施しました。授業は、SDGsの目標14番「海の豊かさを守ろう」に関わる社会課題のひとつ、「海洋プラスチックごみ」をテーマに学習します。私たちの生活にとって欠かせない、とても身近なプラスチックですが、適切に捨てられずに海に流出したプラスチックごみは、海の生態系に大きな影響を及ぼしてしまいます。SDGsとはどんなものか、授業の始めにみんなで考え、次にタブレット端末を使用してブロックプログラミングのScratchの操作を勉強しました。
「Scratchで海の生き物を救おう」では、お腹がすいているシャチに魚を食べてもらうようにメッセージを送るプログラムを組みます。講師がプログラミングの方法を示しながら進行するため、児童の皆さんはだんだん難しくなっていくプログラムでも完成させることができていました。授業のなかで、海洋プラスチックごみ問題に触れ、プラスチックは生活するうえで便利な反面、適切な使用や分別をしないと、海の生き物たちが傷ついてしまうということを学びました。海洋プラスチックごみ問題を解決するために、児童の皆さんのユニークな発想や、学校で学んでいる知識、プログラミングの技術が将来に活かされてくるのだと実感できたと思います。
今回の授業を通して楽しみながら海の社会課題とその解決について知ってもらうことができました。海の大切さを学び、社会課題解決につながる行動に移していける探究心を持つきっかけになりました。
生徒・先生方の声
- 海は今大変なことになっている(小4・男子)
- ほとんど知らないことばかりで、今日はじめて知った(小4・男子)
- 魚はプラスチックをたべてしまうから、プラスチックは捨てないようにする(小4・女子)
- 海の中にいる魚にプラスチックや食べてはならない物を捨てないことを心がけたいです(小4・女子)
- 家族などに今日色々なプログラミングをやったことをたくさん話したい(小4・女子)
主催:一般社団法人 イエローピンプロジェクト
共催:日本財団 海と日本プロジェクト
後援:総務省、文部科学省、環境省
協力:リトルスタジオインク株式会社