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マイクロビットではじめよう!【その5】

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マイクロビットではじめよう!

2019/08/06マイクロビットではじめよう! 【その5】

プログラミング学習者のみなさん、こんにちは!
「マイクロビットで始めよう」シリーズもこれで終わりとなります。

最終回はプログラムをマイクロビットで実行する方法と、充電についてです!

プログラムをマイクロビットに読みこませる

MakeCodeで作ったプログラムがシミュレーターで動きましたね!さて、マイクロビットで動かすにはどうすればよいのでしょうか。

プログラムのダウンロード

MakeCodeのダウンロードボタンの画像

プログラムが出来上がってシミュレーターでも動いたら、MakeCodeエディターのダウンロードボタンをクリックしてください。

そうすると作ったプログラムがファイルとしてパソコンに、おそらくダウンロードフォルダなどに、保存されます。ダウンロードしたらそのファイルを外部デバイスであるマイクロビットドライブにドラッグします。

ダウンロードした後の画像

これだけです!!

成功すると、マイクロビットが数秒光ってからプログラムが実行されます。やったね!

※注意:MakeCodeのシミュレーターの動きを見るには、広告/ポップアップブロックをオフにしてください。

マイクロビットの充電(マイクロビットへの電力の供給)

ついにマイクロビット上でプログラムを動かすことに成功しました。しかしこれではまだマイクロビットはパソコンにつながれたままです。この問題を解決するための方法はいくつかあります。例えばバッテリーを使ったり、バッテリーを使ったり、あとはバッテリーを使ったりですね。

USBバッテリーパック

マイクロUSBを通じてUSBバッテリーパックで電力供給されるマイクロビット

USBバッテリーパックはもはや珍しくもなんともなくなってきていますね。これがあれば、かなり長時間マイクロビットを使用することができます。

ちなみにUSBケーブルは短いほうが絡まなくて便利です。

単三電池パック

JST-PHコネクタを通じて単三電池パックで電力供給されるマイクロビット

JST-PHコネクタ付きの単三電池ホルダーは、授業で使用するなどそれなりに長時間動かすことを想定しているのであればぴったりの方法でしょう。

これら2つのバッテリーは、たくさん購入しても安く買うことができます。

参考記事、関連記事

マイクロビットの基礎をマスターしたら、次はこれらのページから新たな発見を得ましょう。

  • micro:bit Programming (マイクロビットでプログラミングしましょう)
    マイクロビット用のプログラミングができる他の開発環境の紹介(Javascript、Pythonなど)
  • micro:bit Getting Started Videos (マイクロビットの冒険をはじめよう)
    マイクロビットによる、ヒントや情報が詰まったページ(レポジトリ)
  • micro:bit activities (マイクロビットのアイデア)
    マイクロビットのウェブサイトに載っているプロジェクトなど。(日本語版はありません)
  • Code Club Activities (コードクラブ)
    Code Clubに載っている6つのプロジェクトの紹介。みんなも挑戦してみよう!(日本語版はありません)
  • SparkFun micro:bit Series (スパークファンのマイクロビット動画シリーズ)
    マイクロビットの使い方の初心者向けyoutubeビデオ(日本語版はありません)

全5回にわたる「マイクロビットではじめよう」シリーズはいかがでしたでしょうか。

今後も『プログラミングでSDGs!』サイトでは、新しい内容でブログを更新していくので、ぜひチェックしてね!

※この記事はSparkFunの記事を翻訳したものです。元の記事

Copyright© SparkFun Electronics

マイクロビットではじめよう!【その4】

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マイクロビットではじめよう!

2019/08/06マイクロビットではじめよう! 【その4】

プログラミング学習者のみなさん、こんにちは!

MakeCodeを使いたくてうずうずしているみなさん、今回はシミュレーターの説明をしてからいよいよプログラミングに挑戦しますよ!

シミュレーター

MakeCodeシュミレーター

MakeCodeはマイクロビットのシミュレータ―がついているのでマイクロビットが手元になくてもコーディングすることができます。試したいアイデアがある時など、マイクロビットにアップロードする前の動作チェックに使うことができます。

シミュレーターはコードを書き換える度にアップデートされ、停止ボタンを押してから実行すると何度でも始めからシミュレーションすることができます。みんなも簡単なプログラムを書いてマイクロビットで実行してみましょう!

Hello World!

ついにきました。MakeCodeの開発環境で、記念すべき1つ目のプログラムを書いてみましょう!

“Hello World”は、プログラミング言語やハードウェアに1番最初に書き込む時の定番の言葉で、プログラミング学習の第1歩となるような手軽なコードです。そしてプログラムが動作する万全の環境が整っているかどうかの確認も兼ねています。

プログラミングの第一歩、”Hello World”をLEDに表示させる簡単なアニメーションを永遠に繰り返すプログラムを作ってみましょう。正解のプログラムがほしいという人は下の図で見られますが、プログラムをどのように構築したのか興味があれば続けて下の説明を読んでください!

※注意:MakeCodeのプログラミング環境やシミュレーターの動きを見るには、広告/ポップアップブロックをオフにしてください。

“Hello World”のプログラムを作る

マイクロビットで書く”Hello World”のプログラムは、普通のマイクロコントローラーの場合とは少し異なります。マイクロビットのLEDライトはArduinoや他のマイコン基盤のように勝手に点滅するものではありません。その代りマイクロビットには5×5のLEDライトによる小型スクリーンがあります。そう、マイクロビットで”Hello World”プログラムを実行するというのは、このLEDライトを使って描くという意味です!

MakeCodeを開くと「最初だけ」と「ずっと」の2つのブロックが用意されています。「最初だけ」ブロックは1番最初に1回実行されるブロックです。そして「ずっと」ブロックはずっとずっと実行を繰り返すブロックです。そう、永遠に。

“Hello World”プログラムには「ずっと」ブロックを使いましょう。プログラムを作成するにはこの「ずっと」ブロックにいくつかブロックを足していかなければなりません。

「ずっと」ブロック

まず基本カテゴリーをクリックします。これらのブロックはコーディングする上で基本となるブロックで、何通りものオプションがあり応用がききます。「LEDに表示」ブロックをクリックして「ずっと」ブロックの中にドラッグしましょう。ブロックが「ずっと」ブロックの中にフィットするようになっていますね。そしてマウスをブロックから離す前にコンピューターのボリュームを上げてみると、いい感じのクリック音が聞こえてきます。

基本のブロック

「LEDに表示」ブロックには5×5のLEDライトを表す四角い部分があります。小さな四角をクリックすると、”オン”を表す赤色に変わります。25個の四角をいじってオンとオフを切り替え、簡単なドット絵を描いてみましょう。出来上がりはウィンドウの左側にあるシミュレーターで結果を確認することができます。

「LEDに表示」ブロック

作った絵をアニメーションにするには、もう1つ「LEDに表示」ブロックを取ってきて1つ目の下にくっつけます。そしてもう1つドット絵を描きます。できたらシミュレーターで確認してみてください。ものすごい速さで切り替わるのが確認できたかと思います。それではこれをもう少しゆっくりにしてみましょう。

アニメーションの速度を調節するには、基本カテゴリーの下のほうにある「一時停止(ミリ秒)」ブロックを使います。「一時停止(ミリ秒)」ブロックは名前の通り、マイクロビットの動作を一定時間停止させます。このブロックを下のように2つ設置しましょう。

アニメーションの速度を調整したブロックプログラミング

なぜ1番最後にも「一時停止(ミリ秒)」ブロックを置いたかというと、このプログラムは永遠に繰り返すループだからです。もし1番最後にブロックがなければ、作ったアニメーションはものすごい速さで永遠に切り替わり続けることになります。

作ったコードで遊んだり書き直したいときはウィジェットの編集をクリックするとMakeCodeのエディターが開くので、”Hello World”を改造してしまいましょう!

次回はいよいよ最終回です。ファイルをダウンロードして自分のマイクロビットやシミュレーターで試す方法や、マイクロビットの充電方法を紹介します。

お楽しみに~!

※この記事はSparkFunの記事を翻訳したものです。元の記事

Copyright© SparkFun Electronics

マイクロビットではじめよう!【その3】

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マイクロビットではじめよう!

2018/08/03マイクロビットではじめよう! 【その3】

プログラミング学習者のみなさん、こんにちは!

マイクロビットのこと、だんだんわかってきましたね。

今回はマイクロビットでプログラミングをする方法を学びましょう!

MakeCodeを使う

このガイドや他のSparkFunのマイクロビット関連のほとんどの解説では、プログラミングする時にはマイクロソフト社のMakeCodeを使います。

MakeCodeってなに?

MakeCodeはマイクロソフト社によって開発された、マイクロビットなどのマイコン基盤向けのプログラミング環境です。下のリンクをクリックするとマイクロビット用のMakeCodeのページにジャンプします。




MakeCodeを開いたら、左にシミュレーター、右側にブロックプログラミングの開発環境が用意されています。ウィンドウを画面に合わせて拡大させると下の図のようになります。

MakeCodeの画面

さて、何ができるのか見てみましょう!

  1. プロジェクト
    コンピュータとつながっているクラウドストレージシステム。アカウント登録なしに使えます。
  2. 共有
    自分のプロジェクトのプログラムを様々な方法で友達とシェアすることができます。
  3. ブロック/Javascript
    プログラミングの方法を、ブロックプログラミング(デフォルト)とJavascriptから選べます。
  4. プログラムスペース
    プログラミングをするところ。
  5. 拡大表示/元に戻すー元に戻したもののやり直し
    やり直したりズームアウトして見てみたり、たまに必要ですよね、そういう時用のボタンです。
  6. 名前と保存
    プログラムに名前を付けてコンピューターに保存(ダウンロード)することができます。
  7. ダウンロード
    保存と似ていますが、プログラムを”.hex”ファイルとしてダウンロードすると、マイクロビットにドラッグして読み込ませることができます。
  8. ブロックライブラリ
    機能ごとに色分けされたプログラミングブロックに関するオプションは全てここに詰まっています。
  9. シミュレーター表示/非表示
    シミュレーターの表示/非表示を切り替えることができます。
  10. シミュレーター
    ハードウェア要らず!MakeCodeがリアルタイムでシミュレーターになってくれるので、プログラムを変更してもすぐに動きを確認することができます。

ふぅ。ブロックプログラミングとテキストプログラミング、君はどっちでトライする?

ブロックか、テキストか

このガイドやSparkFunのほとんどの他のマイクロビット関連の記事ではブロックプログラミングを例に解説していきます。

このガイドやSparkFunのほとんどの他のマイクロビット関連の記事ではブロックプログラミングを例に解説していきます。

ブロックプログラミングまたはJavaScriptの切り替えスイッチ

しかしながらJavascriptでコーディングするという選択肢もあります。そしてうれしいことに、この2つはいつでも何回でも切り替え可能です。片方でプログラムを組むだけで、もう一方でプログラミングした場合のコードが見られるというのは初心者にはうれしいですね!

次回は実際にプログラミングをしてみましょう。Hello World!

※この記事はSparkFunの記事を翻訳したものです。元の記事

Copyright© SparkFun Electronics

マイクロビットではじめよう!【その2】

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マイクロビットではじめよう!

2018/08/02マイクロビットではじめよう! 【その2】

プログラミング学習者のみなさん、こんにちは!

前回の「マイクロビットではじめよう!~その1~」ではマイクロビットの紹介をしました。

今回はマイクロビットの基盤を詳しく見てみましょう!

基盤の説明

マイクロビットには様々な入力、出力機能が備え付けられています。それはもうプログラミングやハードウェアの基礎をちょこっと勉強してみたいだけなのになぁという初心者のみなさんが困ってしまうぐらいたくさんの機能があります。

前面

基盤の前面には比較的わかりやすい部品がたくさん備え付けられています。

マイクロビットの基盤の前面
  1. LEDライト
    5行×5列のLEDライトは絵や文字、数字などを表示させる小型スクリーンとして利用することができます。
  2. Aボタン、Bボタン
    思わず押したくなるような2つのボタン:左にあるのがAボタンで右にあるのがBボタン。この2つのボタンは作ったゲームなどを操作するときに1番重要な部分になるでしょう。
  1. 端子
    基盤の下のほうにある金色のタブは外部部品を外付けするための端子です。大きい端子はワニロクリップと接続することができるので、作ったものをすぐに試すことができます。
  2. ライトセンサー
    ちょっとした隠れ機能。LEDライトはライトセンサーとしても機能します。

背面

背面にもまだまだたくさんの機能があります。見てみましょう。

マイクロビットの基盤の背面
  1. マイクロコントローラー
    マイクロビットの中枢。ブレイン。マイクロビットは256KB Flashと16KB RAMを備えた16MHz ARM Cortex-M0マイクロコントローラーで動いています。
  2. 加速度センサー/コンパス
    重力が測定できる加速度センサーと、地球の磁場を利用して方向を感知するコンパスが搭載されています。
  1. Bluetooth/ラジオ
    マイクロビットを使えば様々な形のコミュニケーションが実現可能です。例えばBLE(Bluetooth Low Energy)を使えばスマホやタブレットと通信できるし、”ラジオ”を使えば複数のマイクロビットで通信することもできます。
  2. 温度センサー
    上の図の数字の位置が間違っているわけではありません。マイクロコントローラーは温度センサーとしても使えるのです!
  3. USBポート
    プログラムをマイクロビットにアップロードしたり、コンピューターからマイクロビットに電力を供給したりすることができます。
  4. リセットボタン
    マイクロビットをリセットさせてプログラムの最初からやり直すボタン。
  5. JSTバッテリーコネクター
    外付けの電池パックをマイクロビットに取り付けるためのコネクター。

ふぅ!これはたくさん…

つなげてみよう

マイクロビットをパソコンやChromebookと接続するにはマイクロUSBケーブルを使います。ケーブルの先端をマイクロビットに差し込んで、もう片方のUSBポートをパソコンに接続します。

USBケーブルを差し込んだマイクロビット

マイクロビットを接続したら、基盤の背面にある黄色いLEDライトがチカチカと数回光るのを確認してください。そうするとすぐにマイクロビットに組み込まれた何かしらのプログラムが実行されます。マイクロビットを接続するのが初めてという人は、少し遊んでみるといいでしょう。ボタンを押してみたり、振ってみたり…何か発見があるかもしれません。

そしてマイクロビットが起動したら、Macの場合はFinderを、Windowsの場合はコンピュータをチェックしましょう。おそらくマイクロビットは2つのファイルが保存された状態で外部記憶装置として表示されているはずです。

マイクロビットが外部記憶装置として表示されている画面

Chromebookを使っている人は、マイクロビットを接続するとドライブを開くためのダイアログボックスが現れるので開いて動作するかどうか確認しましょう。

それでは次回はプログラミングについてです!

※この記事はSparkFunの記事を翻訳したものです。元の記事

Copyright© SparkFun Electronics

マイクロビットではじめよう!【その1】

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マイクロビットではじめよう!

2018/08/01マイクロビットではじめよう! 【その1】

プログラミング学習者のみなさん、こんにちは!
「マイクロビットではじめよう!」では面白いプログラミング情報をどんどん発信していきます!

今回から5回に分けて、マイクロビットの記事を更新するからチェックしてくださいね!!

マイクロビットの紹介

マイクロビットを買ったはいいけれど…どうやって使うのでしょう?

BBCマイクロビットは、デジタル技術を通じて人々の創造力を育むために開発された小型のコンピューターです。オリジナルのプログラムを組んで、どこからでも操作することができます。例えばロボットを動かしたり楽器になったり…創造力次第で楽しみ方は無限大になります。

マイクロビットはイギリスの学生のコンピューター教育とSTEM(科学、技術、工学、数学)教育推進のためにBBC(英国放送協会)が近年取り組んでいるプロジェクトです。他のハードウェア部品と組み合わせて動くこのオープンボードはハードウェアプログラミング初心者にぴったりの教材です。

クレジットカード半分ほどの大きさのマイクロビットには、たくさんの機能が備え付けられています。例えば、25個の赤いLEDを使ってメッセージを表示することができたり、ボードについている2つのボタンにプログラムすればゲームの操作やプレイリストに入っている曲の一時停止やスキップに使えます。他にも動きを察知して方向を教えてくれたり、BLE(Bluetooth Low Energy)を利用して別のデバイスやインターネットと通信することも可能です。

マイクロビットの主な特徴は、コンパスと加速度センサーが組み込まれていること、持ち運び可能であること、そしてウェブ上でプログラミングができるという機能を備えていることです。マイクロビットはオンライン上にあるどんな言語のどんなエディターとも相性が良いですが、このガイドではマイクロソフト社のMakeCodeという、ブロックプログラミングとJavascriptプログラミングの両方で開発できるエディタで進めていきます。

用意するもの

このチュートリアルに必要なものは、マイクロビットとmicro USBケーブルだけです。お手軽ですね!

次回はマイクロビットの基盤と、パソコンのつなぎ方について説明しますよ!

お楽しみに!

この記事はSparkFunの記事を翻訳したものです。元の記事

Copyright© SparkFun Electronics

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